皆さん、こんにちは。
コンシェルジュPです。
今日は美容着付に関して、少し触れさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。
式場とお食事(ご披露宴)会場を押さえるのはいつも申しておりますが、最近はもうひとつ早目に押さえていただきたいものがあります。
それは「美容師」
理由は簡単。
それは「人手不足」なんです。
世の中は究極の人手不足というのは皆さんご存知の通りですが、それはお恥ずかしながら私たちの業界でも無縁ではございません。
特に最近大人気のご自身の髪の毛を結いあげる「地毛結い」に関しましては本当に限られた人間しかできません。
そして美容師は「技術職」なので、もし出来たとしても「人(美容師)」により出来上がりに大きく差が出る場合も否めません。
たとえば京都で地毛結い、それも「文金高島田」が結えるのは本当に少ないかと思います。
そしてそれらのほんとんどの先生方は同じ流派かと思います。
なので皆さん顔見知り(笑)
お弟子さんのつながりはかなり深いですから・・・
もう一つ申しますのが「着付」
もうこれが下手だともう笑えません(汗)。
通常はヘアメイクと着付は分業制が多いのですが、私たちは同一人物が担当します。
美容師二人制なので「メイン担当」と「アシスタント」というコンビになります。
着付担当とヘアメイク担当が同一人物って業界的にもかなり希少と思います。
その分、結婚式のない平日はかなりハードなトレーニングが待ち受けています。
大きく分けて4つ。
ヘアスタイル、メイク、着付、そして「おもてなし」などその他のこと。
何といっても聞くところによると合宿(?)もあるみたいです。
もう本格的ですねー!(´・ω・)
そして花嫁さまを担当できるまで大体5年くらいの経験を積んで晴れてデビューいたします。
さらにその中から選ばれた5人のスタッフだけがおこしやすの花嫁様を担当できます。
それと少し予断ですが、この機会に下記のこともぜひ聞いていただければと思います。
花嫁さまにとっては一生に一度の晴れ舞台の日。
美容師たちの準備はその何日前から始まります。
当日は花嫁様にお目にかかりませんが、長襦袢に襟をつけるスタッフ。
これには注釈が必要なので説明いたしますと通常は長襦袢は衣裳店さんが担当なので前日に搬入なのですがおこしやすの場合、美容師が用意する専用の長襦袢を利用します。
そして「襟」もこちらでご用意いたします。
この「襟」の部分は必ず刺繍衿を使用します。
通常の「無地衿」に比べてもう華やかさが違います。
そしておこしやす名物と言えば、実はこの長襦袢。
上下の二部式、そして袖の部分は驚きの仕掛けが!
詳しくは書けませんが100人中100人がびっくりされます。
なぜに部式なのか?、花嫁様が着物姿でも少しでも肩が凝らないために。
衿を付けるスタッフは花嫁様担当スタッフからどんな花嫁様か話を聞きながら「これがいいかな~」と衿を選びます。
花嫁さまの当日の晴れ姿を思い描いて。
お客さまに目に触れないところでも一生けんめい。
私たちは「チームおこしやす」です。
(;・∀・)
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